こんにちは。
広島県大崎上島町の梅木石材店です。
夏といえば、天皇陛下ご一家が那須御用邸で休暇を取られたというニュースが毎年恒例となっ ていたことを思い出します。
子供時代には、ご一家が休暇から戻られたというニュースで、終 わっていない夏休みの宿題を思い出して焦ったり・・・。
しかし、この2年間、コロナ禍で那須御用邸での休暇はもちろん、遠方に出かけることを自粛さ れていらっしゃるご様子です。
人々との交流はオンラインで実施されているようですが、平時 の天皇陛下は日本全国津々浦々を訪問されており、その度にニュースとなっていました。
現在 の上皇、上皇后の平成時代を振り返った「旅する天皇」(小学館)によると、平成の30年間で 移動した距離は62万キロに及ぶというから、その規模に驚いてしまいますね。
こうした天皇陛下の外出のことを「行幸」、皇后陛下と一緒の外出のことを「行幸啓」といい ます。
中でも「全国植樹祭」「全国豊かな海づくり大会」「国民体育大会」は、「三大行幸啓」とよ ばれます。
多くの場合、そこで詠んだ御製(和歌)を記した御製碑が、迎えた地域の人々の手 によって全国各地に建てられています。
また、三大行幸啓と限らず、各地の景勝地や施設を訪 問した際に、行幸啓記念碑が建立されることも多くあり、写真とはまた違う形で平成の軌跡を 今に伝えています。
行幸啓碑に限らず、様々な記念碑においても、昔から選ばれてきたのが石という素材です。
私ども石屋でも、学校や地域団体に関する出来事、さらには喜ばしいことだけでなく辛い災害 の記憶を後の世代に伝えるために石碑を建てたい、という相談をいただきます。
どんな重要な 出来事も、長い歴史の中では一瞬のことであり、ともすればすぐに忘れ去られてしまうもの。 石碑を建てることで、子どもや孫、ひいてはその先の世代まで、大切な記憶が伝え継がれてい くことでしょう。