こんにちは。
広島県大崎上島町の梅木石材店です。
だんだんと秋めいてまいりました。
何をするにも気持ちの良い季節、食欲の秋、スポーツの秋、読書の 秋…ですね。
今日のお話は“お墓で楽しむ芸術の秋”です。
お墓で芸術!?と思われるかもしれませんが、歴史上の人物や著名人が眠っているような古い大きな墓 地は、特徴のあるお墓が多いものです。
特にそういう墓地が多い東京をのぞいてみると…例えば府中市にある都立多磨霊園。
ここは1923年(大正12年)に開園した、東京ドーム約27個分という広大な敷地を持つ緑豊かな霊園です。
敷地内にはたくさんのお墓が並び、教科書に載っているような偉人や著名人が眠る墓所があちこちに点 在しています。
霊園が発行している霊園案内図には著名人の墓所の区画番号が一覧で記されているほど です。
霊園内を少し歩いただけでもドーム状のお墓、本を開いた形をした墓誌、胸像や観音像などいろいろな デザインのお墓が目にとまります。
中でも個性的なのが、芸術家・岡本太郎のお墓。
大阪・万博公園の太陽の塔や、「芸術は爆発だ!」に 象徴される際立った個性はお墓にも発揮されています。
墓碑はブロンズ彫刻の「午後の日」。
真ん丸の 目で、ほお杖をついて、いたずらっぽくこちらに笑いかけています。